ケーススタディ
ワイヤーフォーミング
悩み事
顧客は医療機器を製作するメーカー。納入した新製品の医療機関用の照明器=ハロゲンランプの樹脂レンズカバーが、熱により留め具が緩んで落下するという事故が発生。医療機関にとっては大事な患者さんの身体を傷つけることにもなりかねず、早急な改善を求められた。
解決方法
アドバネクスは以下の通り迅速に理想的な解決策を提供しました。
- 郡山試作センターの専門知識
- 低く抑えた解決案のコスト
- 生産要求数への対応
当該商品は医療機関では恒常的に使用しているものでもあり、回収して修理することは不可能に近い。そのため一刻も早く全国の納品先を訪れ、クレーム箇所を改善して、レンズカバーが落ちない仕組みを講じなくてはいけない。そのためには顧客の担当営業マン自らが容易に修理できることが必須条件となり、当然ながら穴を開けるなどの加工を必要としないシンプルに既存物に付加することのみでの解決策を要望。もちろんコストも最小限に抑える必要があった。
アドバネクスの担当営業は、事態が切迫していたため当該商品を持参した顧客を伴って郡山試作センターを訪れた。技術スタッフは、長年の経験から即座にハンドメイドによる試作品を製作することを選択。その場で製作した試作品を顧客が持ち帰り検討している間に、その試作品をベースに量産を見据えてマルチフォーミング用の設計図面を書き起こし準備を進めた。顧客からはデザインと取り付け性の改善が求められたが、数日後行われた顧客との2回目の打ち合わせでは指摘箇所を改善し、量産マシンで加工した試作品を提示。ほぼ顧客の満足するデザインと取り付け性であったため、最終的な微修正を加えただけで1週間後には対策品を納品。
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